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2007年: チェコ企業が投資をリード

過去最高 - チェコ国内にて昨年182件の投資プロジェクトを仲介

18.01.2008
2007年: チェコ企業が投資をリード

チェコインベストは昨年チェコ共和国において、総額約710億コルナ、数にして182件の投資プロジェクトを仲介した。新規のプロジェクト数としては過去最高の数である。「150億コルナ以上が国内企業の案件でした。私達の統計によれば、昨年はチェコ国内においてはチェコ企業が最も積極的な投資家だったことになります」とチェコインベスト長官代行のアレクサンドラ・ルディシャロヴァーは述べている。新規投資によって昨年チェコ国内で30598人の新規雇用が創出された。

ルディシャロヴァーはさらに、「2007年には、チェコインベスト始まって以来、国内企業が最大の役割を果たしました」と述べた。チェコインベストは昨年、55社のチェコ企業のプロジェクトの実現をサポートしたが、今後150億コルナ以上がそれらのプロジェクトに投資される。「私達は、有力な投資家からの依頼をチェコ企業に仲介することにも成功しました。またチェコインベストのサプライヤーに関する広範囲にわたるデータベースを使うことにより、チェコ企業は額にして12億3500万コルナ分の受注契約を昨年結んでいます」ルディシャロヴァーは続けて「このことまさに、チェコ経済の競争力は着実に伸びており、また市場において国内企業が着実に良い結果を残してきているということを意味します」と述べた。

最大を記録した2006年度と比較して投資契約額が減少したのは、主にHyundaiとそのサプライヤーの大規模投資が同年度に行なわれたことによる。チェコインベストを介してのチェコ共和国への金融的な貢献額という点から見れば、昨年は同機関の15年間の歩みの中で3番目に優れたものであった。

 

チェコの投資拡大

チェコインベストが昨年支援した182件のプロジェクトのうち、65%が拡大している。「これは撤退する理由がないだけでなく、むしろその活動を拡大させるほどチェコでビジネスが成功しているということです。まさに、チェコですでにビジネスを展開している投資家の成果が増えていることは、国内の起業環境の質を表す一番良い指標なのです」とルディシャロヴァーは説明した。「何よりも励みになるのは、この拡大のうちの大半が質的な飛躍を意味しており、最先端の技術、サービス、そして研究や開発といったものに投資を呼び込んでいるということです

ルディシャロヴァーはさらに、拡大するチェコインベストのプロジェクト総数の中の大部分は、昨年以前の成功とつながっているとも言う。「拡大の大部分は、以前から協力関係にあった投資家の貢献によります。彼らはもともとチェコ共和国を製品生産地として位置づけていましたが、今日では開発拠点としての役割、また会計事務や顧客サービスに始まりソフトウェア開発に至るまでの多様なサービス業の拠点としての役割を加えるようになりました。現在の投資家に集中し、またチェコ国内の環境を次の拡大に向けて理想的なものに整備することが目的のアフターケア部門を強化するという当機関の決定は正しかったようです」

 

研究・開発投資の増加

さらに2007年には投資家の決定により、チェコ共和国において、チェコインベストの協力の下、28の科学と研究のためのテクノロジーセンターが新たに生まれようとしている。そのうちの半数はのテクノロジーサポートセンターとシェアードサービスセンターへの支援を目的としたナショナルフレームワークプログラムへの算入を求めており、残り半分はEUのポテンシャルプログラムを選択した。チェコインベストは2006年に同種のプロジェクトを13件手がけている。

ルディシャロヴァーはさらに「テクノロジーセンターの例は、EUファンドと国内リソースの両方からの広範囲なサポートを提供することがどれだけ重要なことかを良く表しています。私達はプロジェクトの広大な範囲をサポートすることができます。そしてさらにそのことが、チェコがより多くの似たようなプロジェクトを得ることを可能にするのです」と述べている。

チェコインベストは、ビジネスサポートセンターについても同様の発展を見込んでいる。2007年度は、2006年と比較して同種のプロジェクトが13件少なかった。しかしそれは投資家の関心の低下に由来するものではなく、むしろチェコおよびヨーロッパのサポートプログラムの履行を待った結果である。ナショナルプログラム(テクノロジーサポートセンターとシェアードサービスセンターに関するフレームワークプログラム)は四月初旬に着手され、ヨーロッパのICTプログラムとビジネスサポートサービスも三ヶ月を待たずに開始される予定だ。「ICTおよびビジネスサポートサービスプログラムは、質的な高さを求める投資を呼び込む上で、まさにポテンシャルプログラムが開発センターに関して果たしたのと同じ役割を果たしてくれるでしょう」-ルディシャロヴァーは言う。

昨年は南モラビアで最も多くの投資が行なわれた。今後数年間で130億コルナ相当の40件の事業が3900人の雇用を生む。二番目はウースティー地域で、同31件である。北モラビア、オロモウツ、プルゼンの各地域ではそれぞれ17件の投資があった。

チェコインベストは1992年に設立され、その翌年に最初の投資を仲介した。それ以来、合計963件、6170億コルナの投資プロジェクトに貢献した。直接的にそれらのプロジェクトにより、最終的に18万7837人が雇用された。関連プロジェクトからさらに何千人もの新たな雇用が派生しようとしている。

 

2007年

チェコインベストを介したプロジェクト数(2007年)
投資タイプ 件数 雇用者数 投資額 (百万コルナ)
製造業 148 27 101 69 807,73
シェアードサービス 20 2 574 653,15
テクノロジーセンター 28* 923 806,64*
合計 182** 30 598 70 934,00**

総計: 1993年~2007年

チェコインベストを介したプロジェクト数(1993年~2007年)
投資タイプ 件数 雇用者数 投資額 (百万コルナ)
製造業 779 160 964 590 851
シェアードサービス 105 21 845 18 259
テクノロジーセンター 94* 5 028 7 668
合計 963** 187 837 616 778

*) ナショナルサポートプログラムに登録された件数+EUの助成を申請している件数。統計方法が異なるため、EUの助成を申請しているプロジェクトの雇用者数は総計に含めていない。

**)2007ー2013年にかけて行なわれる EUの新サポート計画との比較を可能にするため、合計数はEUの助成を申請している件数を含んでいない。