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チェコインベスト、投資プロジェクト数で中欧における首位を獲得

チェコインベストは2014年、147件に及ぶ投資プロジェクトを誘致。近隣諸国の投資庁が誘致したプロジェクト数の合計をも凌駕

24.03.2015

チェコインベストは2014年、147件の外国直接投資プロジェクトをチェコへと誘致しました。これは近隣諸国(スロバキア・ポーランド・ハンガリー)の投資案件を全て足し合わせた139件を遥かに超える数字で、総投資額はおよそ870億CZKを記録。長期間高い失業率に悩まされていたモラヴィア・シレジア地域やウスティ州に16,000人以上の雇用創出をもたらす結果となりました。

「外国投資家の活動が活発化している背景には、自動車産業にけん引される欧州市場の緩やかな回復がある。しかし、チェコ企業も例外ではない。前例にないほど多くの企業が、数億CZKから数千億CZKにも及ぶ拡張投資を行っている。この傾向は特に、機械工学・繊維・食品といった分野で顕著だ。」と、産業貿易省大臣のヤン・ムラーデク氏は述べています。

また、チェコインベスト長官のカレル・クチェラ氏は、「多くのプロジェクトは、投資優遇措置による支援が縮小された2014年7月以前に実行されている。2014年後期は少し停滞したものの、現在はそれを挽回するため『投資優遇措置の改正』をはじめとする投資家誘致のための施策を積極的に行っている。こういった外国直接投資誘致の成功はチェコインベスト海外オフィスの活動によるところも大きく、今年は新しく韓国オフィスを設立したばかりだ。」とコメントしています。

近年、Nexen TireやHundai Mobisといった韓国企業からの大型投資が続いているものの、チェコ企業による国内投資を除けば未だドイツやアメリカからの投資が圧倒的に多く、韓国投資家の存在はチェコで際立っているとは言えません。しかし、投資額の面から見ると、韓国はチェコにおいてトップを争う投資家であることに異論はなく、Nexen Tire, Hundai Mobis, Donghee Czech, Hanwha Advanced Materials Europeの韓国企業4社による投資を合わせると、投資額は257.7億CZK、新規雇用創出は2,429人にも上っています。

自動車製造は歴史的に、あらゆる指標をけん引するチェコの主要産業となっています。昨年の発表によると、チェコへ誘致された50件の自動車関連投資プロジェクトは、総計261.2億CZKの投資をもたらし、8,447人の雇用を創出しました。中でもモラヴィア・シレジア地域は、投資額158.9億CZKにも及ぶ26件のプロジェクト誘致に成功。今後数年間で、3,851人の新規雇用が期待されています。同様に、19件の総額309.9億CZKに上る投資が行われたウスティ州にも、3,231人の新規雇用創出が見込まれています。

チェコインベストが昨年誘致した『主要投資プロジェクトTOP 10』は、投資額ベースで見ると、前述したNexen Tireが首位を飾る結果となりました。ロジュノフ・ポド・ラドホシュチェムとコプジヴニツェに26.5億CZKを投下して行われたBrose CZによる拡張投資がその後に続き、3位にはフラデッツ・クラーロヴェーへ26.3億CZKを追加投資したContinental Automotive Czech Republicがランクイン。その他、AL INVEST Břidličná, KARSIT HOLDING, Lovochemieといった3社のチェコ企業や、バイオテクノロジーを扱うスイス企業Mölnlycke Health Care ProcedurePakも追随しています。

こうした状況を鑑みると、チェコインベストの積極的な活動が実を結びつつある、と言っても過言ではありません。「2015年初頭にも関わらず、私たちは既にあらゆる分野において新規投資家の興味を引き付けている。既存投資家も例外ではない。これは、既存投資家がチェコで成功を収めていることを意味するだけでなく、チェコインベストによるより広範囲に及ぶ手厚いサービスを評価した結果だと言えるだろう。」とカレル・クチェラ氏は付け加えています。