チェコ共和国 ビジネス・投資開発庁

menu

ニュース

日本、チェコに無料で抗インフルエンザウイルス剤 アビガンを提供

日本政府は、臨床試験の新しい治療法を20か国に提供する計画を発表しました。アビガン薬は、日本の医薬品開発会社である富士フイルム富山化学によって開発、また試験に成功し導入が決定しました。

日本、チェコに無料で抗インフルエンザウイルス剤 アビガンを提供 出所: Adobe Stock

アビガン薬は、日本で抗インフルエンザウイルス剤として製造販売が承認されており、インフルエンザウイルスの複製に関与するRNAポリメラーゼを選択的に阻害する作用を持っています。このメカニズムにより、アビガンはインフルエンザと同じタイプのRNAウイルスに分類され、COVID-19の治療への臨床応用への検討が進んでおり、新型コロナウイルスに対しても抗ウイルス効果をもたらす可能性があると期待されています。  

ファビピラビル又はT-705としても知られるアビガンは、多くのRNAウイルスに対して活性を持つ抗インフルエンザウイルス薬です。他の特定の実験的抗ウイルス薬と同様に、ピラジンカルボキサミド誘導体です。動物実験では、ファビピラビルはインフルエンザウイルス、西ナイルウイルス、黄熱病ウイルス、及びその他のウイルスに対して有効に作用していることが確認されています。 2020年2月、ファビピラビルは、COVID-19の実験的治療のために急遽中国で研究されていました。80人の患者への臨床実験では、ロピナビル・リトナビルのウイルス除去時間が11日間のところ、4日間と大幅に短縮され、患者の91.43%で副作用がほとんどなく、CTスキャンにより症状改善も確認されました。