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チェコインベストの東京Webinar: V4諸国の専門家かによる人工知能分野の最新情報を提供

チェコ共和国を代表するAI専門家:トマーシュ・ミロコフ氏(Tomáš Mikolov)が登壇

19.06.2020
チェコインベストの東京Webinar: V4諸国の専門家かによる人工知能分野の最新情報を提供 出所: チェコインベスト

2020年6月18日(木)チェコインベストとチェコ大使館主催により、中央ヨーロッパで開発された人工知能分野の最新技術に焦点を当てWebinarを開催致しました。当イベントには、日本の内閣府特命担当大臣、情報通信技術(IT)政策担当の竹本 直一氏にもご挨拶をいただきました。チェコ共和国の代表挨拶を行った外務副大臣マルティン・トラパ氏は、日本と中央ヨーロッパの各国間の経済関係の重要性に加え、チェコの作家であるカレル・チャペックが作り出した「ロボット」という言葉が誕生から今年で100周年を迎えたと演説しました。トラパ副大臣に続き、駐日チェコ共和国大使マルティン・トムチョ氏は、東京オリンピック2020に代表されるように、日本社会における新技術の重要性について述べました。 

竹本大臣は、日本政府の人工知能戦略の主な柱について演説しました。現在の日本の医療、モビリティ、工業生産の分野で必要とされる有益な技術開発と、サイバーセキュリティ、プライバシー保護、職務保護の必要性の高まりとの適切なバランスを取ることに焦点を当てていると述べました。竹本氏はまた、新たに創設されたAI Japan R&D Networkについても言及しました。これは、COVID-19感染拡大による治療薬の研究と同様に、様々な対策に尽力する大学や公的研究機関とを繋げるネットワークのことです。 

シリコンバレーのチェコのトップ科学者が見た人工知能の未来 

チェコの登壇者トマーシュ・ミコロフ(Mr. Tomáš Mikolov)氏は、チェコに貢献するべくディープラーニングの研究に人生を捧げています。ディープラーニングは、音声認識、言語モデリング、自然言語処理に非常に重要な機械学習です。ミコロフ博士は、ディープラーニングが(特にGoogle翻訳の飛躍的な改善に繋がった)人工知能の主要な要素であると考えています。ミコロフ氏は、アメリカのGoogleとFacebookで人工知能開発に取り組んだ貴重な経験を持ち、最近シリコンバレーからチェコ共和国へと戻ったばかりです。今後、チェコの情報・ロボット工学・サイバネティクス研究所にて、複雑な人工知能開発の責任者として研究チームを率いていく予定です。 

ハンガリーの登壇者、ブダペストのオーブダ大学Antal Bejczy人工ロボットセンターの所長を務めるピーター・ガランボス氏(Mr. Péter Galambos)は、同センターで開発された人工知能とロボット工学に関連する様々な分野について講演し、Webinar参加者をVRツアーで同センターの案内をしました。ガランボス博士は、今日の最大の技術的課題は、高度なメカトロニクスと人工知能の統合及びロボットの計算機能のクラウドアウトソーシングであると考えています。 

ポーランドの登壇者、デジタル省代表ロベルト・クロプレウィスキー氏(Mr. Robert Kroplewski)の講演では、国境を越えたデータ共有エコシステムの作成に焦点が当てられました。同システムを設計する際に、ポーランドの専門家たちはデジタル技術の倫理と規制に対する多くの異なるアプローチを実現しました。その結果、ポーランドでは情報とデジタル技術の規制のための新しい外交環境の提案を検討しています。 

スロバキアの登壇者AIプラットフォーム社長のマリア・ビエリコヴァ―氏(Ms. Mária Bieliková)は、スロバキアで開発された人工知能技術の成功例を紹介しました。彼女は地元企業による技術の認識に対する調査結果も報告しました。 

同Webinarには、当日150名以上が参加し、ハンガリー大使館、ポーランド共和国大使館、スロバキア大使館、三井住友銀行、海外投融資情報財団(JOI)、日本貿易振興機構(JETRO)、日欧産業協力センター、産業技術総合研究所(AIST)、及びエンタープライズヨーロッパネットワークの協力の下開催されました。 

Webinarの全録画ビデオはこちらよりご覧いただけます。