プレスリリース

シルヴァナ・イロトコヴァーがチェコインベスト新長官に就任

チェコ産業貿易省大臣トマーシュ・ヒューナーによる任命

29.03.2018

チェコ

産業貿易省大臣トマーシュ・ヒューナーは、チェコインベストの従業員であったシルヴァナ・イロトコヴァーを新長官に任命しました。 

「チェコインベストの新長官は、透明性のあるオープンな選考過程を経て選定される。シルヴァナ・イロトコヴァーは20人の候補者の中から選ばれた。彼女の目指すビジョンの実現はもちろんのこと、チェコインベストが従来の活動を見直し、高付加価値投資プロジェクトへ注力することを期待している」と、トマーシュ・ヒューナー大臣は述べています。

シルヴァナ・イロトコヴァー長官は「最初の数週間は、チェコインベスト内でのコミュニケーションを基に、新戦略の立案に集中するつもりだ。チェコの好調な経済を以てしても、経済環境が急速に変化することに鑑みると、外国投資の誘致を軽視することはできない。現在鍵となるのは、インダストリー4.0に関連する高付加価値プロジェクトだ。設立から25年間の間に蓄積されたノウハウを利用して、外国企業のみならずスタートアップを含むチェコ企業の要望に応えられると確信している」とコメントしています。

シルヴァナ・イロトコヴァーは、オパヴァにあるシレジア大学の経営管理学部を卒業。2002年のチェコインベスト入社後は、モラビア・シレジア地域の工業用地開発及びブラウンフィールド再生に従事し、地域サポート部のリーダーとして活躍しました。2007年から2008年には、ベルギー企業 PSR Brownfield Developers へ転職。2014年にチェコインベストへ地域部のリーダーとして再就職し、中小企業部の部長へと昇格。その後、2014年からチェコインベストの長官を務めていたカレル・クチェラに代わり、長官へ就任しました。シルヴァナ・イロトコヴァ―は、母国語のチェコ語の他、英語とフランス語が堪能です。

チェコインベストは、チェコ産業貿易省の外郭団体として1992年11月1日に設立されました。(1) 製造業、テクノロジーセンター、ビジネスサポートサービス分野における国内投資・外国投資の誘致、(2) 中小企業、革新的なスタートアップ企業、ビジネスインフラ、イノベーションへのサポート、(3) 投資優遇措置申請の唯一の窓口、(4) 多国籍企業のサプライチェーンへ興味のあるチェコ企業のサポート、(5）国内外企業に向けたビジネス環境の向上、を主な活動としています。


チェコインベストの歴代長官

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