チェコ共和国 ビジネス・投資開発庁

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成功事例

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東レは1997年にプロスチェヨフ市へ Toray Textiles Central Europe を設立し、1999年より衣料向けポリエステル長繊維織物の製造を開始。その7年後、製品ポートフォリオ拡大のため、高品質なエアバッグ用ナイロン織物の生産を同工場にて開始しました。同年、TTCEは欧州向け新聞印刷用途の水なし平板の断裁加工にも着手。当時は、2003年より水なし平板の製造を行っていた岡崎工場からマザープレートの輸入を行い、チェコ工場で断裁加工を実施していました。ところが、この環境に優しく低コストである「水なし平板」の優れた特徴が、環境問題への意識が高い欧州にて大いに評価され、欧州向け販売量が7年間で5倍にまで拡大。欧州における急速な需要の高まりに応えるため、東レは2012年、13.5億CZK(約57億円)を投下して既存工場を拡張、チェコでの水なし平板の製造に乗り出しました。この新工場は日本に次ぐ欧州初の大型専用工場で、岡崎工場と同レベルの生産能力を有しています。TTCEはチェコで生産する水なし印刷版を、欧州市場のみならず北米・南米・中東へも輸出。一方、岡崎工場は日本とアジア・オセアニア市場向け生産拠点として棲み分けを行っています。

「我々はチェコで1998年より操業を行ってきた。今回、既存工場を拡張し新技術を使った製品の製造をチェコで行うことを決めたのは、労働者の優れた職業倫理とプロフェッショナルな働きを高く評価したからに他ならない。またチェコの官公庁のサポートや望ましい投資環境も、拡張投資を決定する上では非常に重要な要因であった。」

東レ株式会社 代表取締役社長 日覺昭廣氏(2014年2月)

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【写真】水なし平板製造工場新設を祝うToray Textiles Central Europeでの式典の様子(2014年2月)

 

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ダイキン工業は2003年、ピルゼンにエアコンシステムとヒートポンプの製造拠点 Daikin Industries Czech Republic を新設しました。当工場の成功を受け、ダイキン工業は2004年9月、ブルノにコンプレッサーの新工場 Daikin Device Czech Republic 設立のため2度目の投資を実施。EU構造基金の助成金制度により、ピルゼン工場には欧州のR&D拠点が併設されています。また、2014年秋には1000万EURを追加投資し、欧州・中東・アフリカ (EMEA) 向けヒートポンプの開発・検査拠点を新しくオープン。R&D分野ではピルゼンにあるWest-Bohemian大学と協力しています。雇用者数は、ピルゼン工場が1,700人、ブルノ工場が700人となっています。